その後の食卓

アニメとかアニソンとかその他 ひとり酒

2017年上半期 この曲良かったですよ。

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気が付けば、既に半年を終えてしまった。

とりあえず一通り、6月までに聴いて良かった曲をつらつらと並べます。順不同です。アルバムは、そんなに聴いていないことに気が付いたので、曲単位で紹介する所存で。二重括弧内は曲タイトル、括弧内は収録シングル・アルバム名です。


  • マクロスMACROSS 82-99『Cherry (w/ Night Tempo, ft/ Punipunidenki)』(アイドル、さくら)

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今年一番初めにビビっと来た曲を挙げるとなれば、こいつだろう。
future funkとかいう、良く分からないジャンルを聴くようになって、当然このアーティストに目が留まる訳で。外国の方なのに、何故ここまで日本へのアプローチが凄いのか、本当に良く分からないのだが、最新作に収録されたこの楽曲はどう考えても良かった。
チルアウトでkawaiiでPOPで、もう美味しい所しかない。1番目のサビの入り方とかもう最高にときめきを感じてしまう。もはやfuture funkって何だっけと思うくらいキャッチーだし、アルバム全体を通してもそう思ってしまう。だが、そこら辺も包括されたジャンルと捉えてしまえば許される気もして、ずるいけど憎めない。

マクロスMACROSS 82-99 x Night Tempo - Cherry (ft. punipunidenki) - YouTube


  • パソコン音楽クラブ『Until Morning』(PARK CITY)

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何だか古いショッピングモールで流れるような楽曲は、Vaporwaveのそれに似ている気がするが、如何だろうか。
当曲はその中でも最もモダンな印象があって、取っつきやすい。左右から響いたりみょんみょんする電子音も人懐っこいし、何処からともなく流れる管楽器の音色にはノスタルジーもある。
収録したEPはサクッと聴けるし短さで、且つ無料だし本当にいいのかなあと思うくらい出来が良い。漏れなくチェックを推奨する。

パソコン音楽クラブ - Until Morning - YouTube


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凄く疲れる曲だが、凄く好きだ。初っ端から左右で好き勝手に展開される天使と悪魔のボーカルと、ゴリゴリな電子音。そして、いじらしく紛れるチップサウンド。展開も忙しないし、ひたすら豪華で満腹になる一撃にノックアウト必至。OPも好きだが、ごった煮感という点に於いて、意外とかっちりしているこちらの方に軍配が上がる。あと、花澤香菜さんの合いの手が全部素敵。花澤さんの「YES♪」だけリピートしても問題ない程に飽きない。サターニャファンはOPへ、ラフィファンならEDへ、とか一瞬思ったのですが、どうでしょうか。あ、いや。気のせいですね、忘れてください。


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全くノーマークだったアニメと、並んで当OP楽曲。OPの映像と曲のマッチング具合が非常に素晴らしく、それぞれを切り取っても良さは損なわない。この半年で聴いたアコースティックな曲の中でも、これが抜きんでて良かった。パワフルながらも可愛らしさも含んだボーカルで、風刺っぽい歌詞がやけに耳に入る。分かりやすい言葉で音の乗せ方が巧みな人だなあと思うし、アニメに寄せた単語の使い方も小気味良い。
そして、Fullで聴くと展開が全く異なっているのが、また大きな驚き。

Don't / NakamuraEmi - YouTube



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ここで選出するのも面倒くさいくらいに好き。というより、今まで彼らを知らなかったこともあり、最大瞬間風速で好きになってしまった。
ディスコ調のレトロさと、突き抜けたサビのキャッチーさ、もうここでハマると抜け出せない。アートワークの可愛らしさにもクラクラして虜になったが、発売されたジャケットではアニメの方を採用。コマーシャルに使用されたイラストはビレバンのおまけだったとか。うーむ。いや、アニメの方も凄く面白かったですが。さておき、出だしのがっちり掴みにかかる感じといい、口ずさみやすいサビといい強さ満載。

ORESAMA / ワンダードライブ -MUSIC VIDEO- (TVアニメ『アリスと蔵六』OPテーマ) - YouTube


  • While She Sleeps Feat. Oli Sykes『Silence Speaks』(You Are We)

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UK発のメタルコアバンドからも一曲。
正直、メタルコアはとんと聴かなくなったし、この畑の奴らって大体が同じような曲しか作らねーだろ、とか思うし、我ながら良いリスナーではない。だが、彼らのかっこよさは認めざるを得ない。ヒョロさがなく、男らしい力強さに溢れている。ルックスもテンプレ通りでなく、ハードロックをやっている人にも見えて、かっこいい。
本曲はメンバー同士のコーラスの掛け合いも血潮を滾らせるが、不意にやってくるサビが、物凄くクールで素晴らしい。クリーンなサビが来るとオカマみたいな感じになってずっこける風潮があるが、彼らには何処吹く風。ひたすら男気溢れていて、それなのに透き通って綺麗だ。それは、ジャケットの蒼い炎のイメージに相応しい。また、曲の途中でBring Me The Horizonのオリバーくんも参加。しかも、滅茶苦茶美味しい所で、待ってましたと言わんばかりに登場して、ちゃんとかっこよくかましてくれる。ずるい。

While She Sleeps - Silence Speaks ft. Oli Sykes - YouTube


  • tofubeats『WHAT YOU GOT』(FANTASY CLUB)

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何となく聴けなかったtofubeatsが聴けるようになってしまったのは、殆どこの楽曲のお陰だ。何が今までが駄目だったのか、これを機に前アルバム『POSITIVE』を聴いたが、やはりしっくり来なかった。現状の彼が作る楽曲が、最大に自分の感性と合致しているようだ。
当曲は試聴時からヘビロテが未だに止まない。楽曲にしろMVにしろ、とぼけた音調と繰り返す爽やかなフレーズが気持ちいいが、何よりもtofu本人の声がかなり好きだ。語れる言葉があれば、アルバムを通して記事にしたい。

tofubeats - WHAT YOU GOT (視聴動画) - YouTube


  • 塩出美彩希『こいのす☆イチャコライズ』(こいのす☆イチャコライズ ボーカルアルバム)

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とてもお洒落で可愛く、ワウワウなギターもかっこいい。いじらしいウィスパーボーカルも非常にそれとマッチしている。美少女ゲームの主題歌となると、自らチェックしないと見落としがちだが、まだまだ面白いことが分かる一曲。ややPVがえっちだが、もっと周りに勧めたくなる中毒性がある。
私的な話だと、暫く朝のおめざ曲として活躍しておりました。

こいのす☆イチャコライズ OP getchu PV - YouTube



以上となる。
さて、アルバム単位で並べると、最新のものを全く聴いていないな、と反省したが、単体で見るとそうでもないように思う。いや、やはり気のせいだ。すみません、全くの言い訳です。
ただ、これで上半期を〆るつもりはなく、まだ聴きたいのに購入していないCDも多いため、宿題は多い。また、羅列する記事は文体が滅茶苦茶になるのも、考えどころだろう。
ともあれ、こいイチャだけでも聴いて欲しい、という思いで書いた記事だ。目的は達成した。そんな感じで、末筆ながら何とか。