その後の食卓

アニメとかアニソンとかその他 ひとり酒

2019年 このトラックが良かったですよ。

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2019年のオタクの締めくくり。
今年は年内に書き上げる意気込みで事前に序文を書いてます(※当時11月中旬)。
それなのに、アルバム単位だと全然思い浮かばねー。上位は殆ど固まってるけど、本当に音楽を聴いていたのか?ちゃんと聴いておるのか、音楽を…(彼岸島)そういや何だかお気に入りのものを毎日聴いていた気も…ああ、それは例年通りか。
と、いうわけでベストトラックから発表。何だか文章の書き方も忘れてる気がする。今年、読んだ本の冊数一桁なんですよー。まあいいや、巻いてこ巻いてこ~(去年のベスト記事を読み返して思い出すオタク)。


・『町かどタンジェント』shami momo[吉田優子(小原好美)・千代田桃(鬼頭明里)]
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2019年のアニソンはもうこれ以上がなかったです。優勝。
これでもかという渋谷系サウンドにシャミ桃成分たっぷりな歌詞。え、他に言うことありますか?冗談はさておき、イントロのコーラスから何かが始まる期待に溢れますね。「shami momo」と、キャラソンらしいクレジットでありながら、あんまりキャラっぽい歌唱をさせてないですよね。なら声優名義でええやんって話ですが…とまれ、作品に寄り添うプロダクトとして、単純に楽曲として双方が上手く重なった結果の賜物でしょう。お見事。


・『ハッピータイフーン』KiRaRe
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二次元アイドルというコンテンツに於いて、2018年が『音楽少女』の年だとしたら、今年は『Re:ステージ! 』の年でした。
人づてに拝聴することが出来たこのユニットのアルバム『キラリズム』の衝撃たるや、今でも鮮明な記憶として残っています。それについては手短に済ませますが、これまで知らなかったことが嘘のように素晴らしいものでした。とにかくクオリティが高いという話ですが、何でしょうねこれ。「楽曲が良い」はこの手のコンテンツで合言葉みたいなもんですが、何が刺さるかは個人の問題で…何書いてんだ俺。ともあれ、まだまだ不勉強な点も多いですが、確かなコンテンツと分かったので、とりあえずトロワアンジュまで履修しています。あとは直近で参加した3rdライブでテトラルキアに殴られたので、これから追っかけます。もっと知りたいな、テトラルキアのこと…
閑話休題。主人公ユニットKiRaReちゃんのシングルとして2019年初頭にやってきたのがタイフーンでした。近しい味わいはWUGちゃんの『極上スマイル』でしょうか。それくらい間違いなく、バチコーン!と来ます。ディスコ調のアイドル楽曲に外れはないですよ、当然っしょ。左右を行きかうギターがたまんないですね。まさに台風。リリックも前向きでひたすら明るい気持ちにさせてくれます。アニメ2期待ってます。


・『バカか私は』NakamuraEmi
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かっこいいですよね、この人。人がかっこいいんだから、歌もさもありなん。今年発表されたアルバムの初めのトラックがこれなんですが、初っぱなから殴ってきます。
もっと「普通」の女性をやっていれば、と自嘲気味なリリックがとにかく刺さる。その「普通」自体が植え付けられた型に過ぎず、そのような境界をずっと越え続けたのが彼女でしょう。だからこそ、型に嵌まった生き方をしていればどれだけ楽だったか…と思う瞬間があるのかもしれません。そういったものを包み隠さず歌ってしまう姿こそ、かっこいいに他ならないんですけどね。


・『Only One』iri
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今年初めて聴いた女性アーティストの中では断トツベスト…そう思うくらいに卓越した歌唱力です。年齢にそぐわないパワフルなボーカルは中性的で格好良いですね。そんな彼女の持ち味が発揮された曲は何だろ…とアルバム『Shade』を探した結論がこれかな、と。CMで起用されたので、ちょっこし耳にした方もいるかもしれません。彼女の歌声は非常に夜景とマッチします。サビが爆発する瞬間、彼女だけが輝いているような…僕らはそんな光に惹かれてしまうのです。


・『アイノウ・アイノウ』伊津村陽花(CV:花守ゆみり
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あのオルタンシアから、こんなソロ曲が生まれるとは…!驚くほどにシリアスな世界観で、ナイフのようなギターサウンドと花守さんのブレスの使い方が印象的な一曲。彼女たちの歩みを踏まえると、何だかこの曲はあるべくしてあったとか感じちゃいます。キャラソンとして捉えることが正しいのでしょうが、それも含め意義ある作品になってしまったなと。


・『教えて...!トゥインクル☆』吉武千颯
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やだーもー好きって感じの曲です。殆ど趣味枠ですね。スタプリのEDは前後期とも懐メロ路線で僕は大変満足でした。特にこちらはわざとらしい台詞とかもあって、あー好き。ところでこれ、今のお子さんたちにはどう響いているのでしょうか…


・『忘れられないの』サカナクション
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なるべくベストアルバムに選ぶ作品はそっちで語ろ…と思ったのですが、彼らを触れる大きな切っ掛けだったので外せないですね。シングルカットもされたし、良しとしてください。うるさい音楽ばかり聴いてた大学時代の僕が彼らに抱いていた偏見を、全て払拭してくれました。この曲のPVを観て大笑いをして、「こんな曲をやるんだ…!」という感動。出会って良かったんですよ、つまり。


・『reiji no machi』パソコン音楽クラブ
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正直『Inner Blue』を越えることはないな、という気持ちがありました。だから、新しいアルバムは期待半分…という程度で挑みました。
このリードトラックがYouTubeにアップロードされ、聴くに至って、僕は僕を殴りたいと思いました。またキラーチューン持ってきやがった…強いです。強すぎる。前作にあった夢見心地は薄れ、かなり現実感のある楽曲ですね。そもそも比べることが間違いって感じもあって、彼らの限界は彼らが勝手に超えてくれたのでした。


・『 I did+I will』Jelly PoP Beans [ロコ (CV.中村温姫)、舞浜 歩 (CV.戸田めぐみ)、永吉 昴 (CV.斉藤佑圭)、周防桃子 (CV.渡部恵子)]
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ここで説明してもいいんですが、あとでこれひとつ記事にする予定です。
10年経っても聴き続けるでしょう。僕にとってこれは、そういうタイプの曲なんです。


以上です。段々文章が短くなってますね。疲れました。このあとの記事、やっぱり来年にしようかな…
というわけで、ベストアルバム編に続く~!(cv.赤尾ひかる